現在、フラワーエッセンスは、日本に入ってきているだけでも3千種類以上、あります。
(フラワーエッセンスのブランドの数でなくて、単品で売られているフラワーエッセンスの数のことをここでは種類と呼びます)
ということは、世界中では、もっと沢山の種類のフラワーエッセンスがあります。
★フラワーエッセンスの大まかな歴史と流れ★
★バッチフラワーレメディ(エッセンス)
フラワーエッセンス療法の歴史は、イギリスの医師、エドワード・バッチが80年ぐらい前に開発した39種類(シングル38種、レスキュー一種)のバッチ・フラワーレメディ(エッセンス)がはじまりです。
ということで、バッチフラワー(レメディ)エッセンスは、数多くのフラワーエッセンスの大元です。
今では、様々な会社で、作られています。
★フラワーレメディ、フラワーエッセンス、フラワーエンハンサーズとは?
バッチ博士は医師だったので、フラワーレメディ(花の処方薬)という名称を好んだそうです。
ということで、フラワーエッセンスの呼び方は、フラワーエッセンス(花の精髄)、フラワーレメディ(花の処方薬)、二つあります。
バッチ博士によって開発された38種類のフラワーエッセンスのメーカー&ユーザーは、フラワーレメディと呼ぶことが多い気がします。
そして、後の時代に開発されたフラワーエッセンスのメーカー&ユーザーは、フラワーエッセンスと呼ことが多い気がします。
ヒマラヤンフラワーエンハンサーズのようにフラワーエッセンスではなく、フラワーエンハンサーズ(エンハンサー=高めるもの)という名称を使っているフラワーエッセンス・メーカーもあります。
ヒマラヤンフラワーエンハンサーズ以外のフラワーエッセンス・メーカーがエンハンサーズという名称を使っているかどうかは、知りませんが。
ヒマラヤンフラワーエンハンサーズの創始者タンマヤ氏がヒマラヤで花から直接フラワーエッセンスの作り方を教えて貰ったとき(フラワーエッセンスを知らなかったとき)に、花が
「レメディー(治療薬)と呼ばないでください。
エンハンサーと呼んでください」
と、頼んできたそうです。
ということでタンマヤ氏はエンハンサーという名を使っているそうです。
★バッチフラワーエッセンス(レメディ)を造っているフラワーエッセンス・メーカー
ちなみにバッチフラワーエッセンス(レメディ)を造っているフラワーエッセンス・メーカーだけでも、何社もあります。
なので、バッチフラワーエッセンス(レメディ)を使おうと思った方は、色々調べて、ご自分に合ったフラワーエッセンスを使われるといいかと思います。
(下記に、おおまかなフラワーエッセンスメーカーは紹介)
さて、フラワーエッセンス(レメディ)は、バッチ博士の死後も継承されて、バッチセンターで、作られ続けていました。
だから、フラワーエッセンスは、長い事、バッチフラワーエッセンス(レメディ)の39種類(レスキューレメディ1種を含めて)しかありませんでした。
★世界に広まったフラワーエッセンスの製法
でも、1970年代に、バッチフラワーエッセンスのメーカーであるヒーリングハーブス社を立ち上げたジュリアン・バーナード氏が、バッチフラワーエッセンスの製法を公開しました。
それを読んで、北米のフラワーエッセンスメーカーFES(フラワーエッセンスサービス)のリチャード・キャッツ氏が、フラワーエッセンスを作り始めました。
そして、FESでは、フラワーエッセンスの作り方のワークショプも開催。
そこで、学んだ人たちによって、フラワーエッセンスのメーカーも沢山でてきたそうです。
バーナード氏のフラワーエッセンスの作り方の公開を受けて作った方々もいらっしゃるでしょうし。
ということで、現在、アメリカ、アラスカ、カナダ、オーストラリア、ヒマラヤ、アイルランド、フィンランド、とにかく世界中のさまざまな所で、フラワーエッセンスが作られています。
★ジェムエッセンス(鉱物)、エンバイロメンタルエッセンス(環境)
ちなみに、現在では、花以外、鉱物、環境からもフラワーエッセンスと同じ作り方でエッセンスが創られジェムエッセンス(鉱物)、エンバイロメンタルエッセンス(環境)等が創られています。
作り方は、
ジェムエッセンスは、鉱物のバイブレーション(波動)を水に転写させて作った作ったエッセンス。
エンバイロメンタル(環境)エッセンスとは、ある自然環境のバイブレーション(波動)を水に転写させて作ったエッセンス
フラワーエッセンスは、意識の変化をサポート
ジェムエッセンスは、肉体レベルに近いところに作用
エンバイロメンタルエッセンスは、浄化や変容の作用がある
といった違いがあります。
★バッチフラワーエッセンスの考え方を基本にしたフラワーエッセンスメーカー
つまり、バッチフラワーエッセンスの考え方を基本にして、オリジナルのフラワーエッセンスを開発、フラワーエッセンスを作っているメーカーがあります。
先にあげたFES、そしてアラスカンフラワーエッセンス、オーストラリアンブッシュフラワーエッセンスなどがそうです。
★独自の考え方を基本にしたフラワーエッセンスメーカー
さて、それと全然違う流れとしては、ヒマラヤンフラワーエンハンサーズのように、創始者のタンマヤ氏がフラワーエッセンスの存在を知らない時に、花から話しかけられ作り方を教えられ創り出したフラワーエッセンスもあります。
スピリットイン・ネイチャーエッセンスは、後述しますが、リラ・ディビーさんが、偉大なヨギ、パラマハンサ・ヨガナンダの教えからヒントを得て創ったそうです。
★今でも増えているフラワーエッセンス
今では、日本でも色々なフラワーエッセンス・メーカーができて、色々種類のフラワーエッセンスが創られています。
毎日、毎日、フラワーエッセンスの種類は増えていっているということですね。
★世界のフラワーエッセンスのメーカーの紹介★
★日本で販売している世界のフラワーエッセンスのメーカーについて
日本での正確な流通量が把握できないので何とも言えませんが、長らく使ってきて、感じている日本で沢山使われていると思われるフラワーエッセンスを主体としての紹介です。
まず、大枠で言うと、
・バッチフラワーエッセンスと、
・バッチフラワーエッセンスでないメーカーの2系統
があります。
数は、後者が圧倒的に多いですが。
ただ、ここは、フラワーエッセンスの基本、バッチフラワーエッセンスに敬意を示して、二つで分けました。
★バッチフラワーエッセンスを販売しているフラワーエッセンス・メーカー
さて、バッチフラワーエッセンス(レメディ)といっても、何社もあります。
フラワーエッセンスに関しては、バッチフラワーエッセンスしか販売してないメーカー(○印)とオリジナルを作りつつ、バッチフラワーエッセンスを作っているメーカーとあります。
・ネルソン社○
黄色いラベル(白いものもあり)のもので、シェアは圧倒的に大きいので、ご覧になったかたも多いかもしれません。
・ヒーリングハーブス社○
イギリスのジュリアン・バーナード氏がディレクターを務める
・エインズワース○
等がバッチフラワーエッセンス(レメディ)を専属で作っています。
但し、ネルソンバッチ社、エインズワース社はホメオパシーの製薬会社です。
ただ、バッチフラワーエッセンス(レメディ)を主体に販売している会社は他にもあるでしょうが、日本では、バッチフラワーエッセンス(レメディ)に関しては、上記二つが一番使われていると思いますので割愛します。
そして、
・FES
・PHIコルテ(イルカのエッセンスで有名なコルテさんの会社)
等では、オリジナルのフラワーエッセンスを作りつつ、バッチフラワーエッセンスを作っています。
写真説明
左からオーストラリアンブッシュフラワーエッセンス ・イアン・ホワイト氏、一人置いてアラスカンエッセンス・スティーブ・ジョンソン氏、アラレタマ・サンドラ・エプスタイン女史、ヒマラヤン・フラワーエンハンサーズ・タンマヤ氏
手前からスピリットインネイチャー、リラ・ デイビー女史、大柄な男性、PHIエッセンス ・アンドレアス・コルテ氏、その右、パシフィックエッセンス・サビーナ・ペティット女史
(2014年ワールドフラワーエッセンスコンファレンスのパーティーにて)
さて、上記とは違う流れ、自社オリジナルのフラワーエッセンスを作っている日本で、よく使われていると(私が感じている)メーカーです。
(ということで私の独断の選択と特徴を書きました。
ただしデータに関しては、できうる限り客観的に書いているつもりです。
万が一違っていたら、ご報告下さい)
・スピリットイン・ネイチャー
プロデューサー リラ・ デイビー女史
世界で二番目に古いフラワーエッセンスメーカー
(旧マスターズフラワーエッセンス)
偉大なヨギ、パラマハンサ・ヨガナンダの教えにヒントを得て、 野菜や果物の花から作られれている。
数が少なく、シンプル=覚えやすいと思います。
私は使ったことがないのですが、使用者によると繊細なエネルギー、ワールドフラワーエッセンスコンファレンスでお見受けした時も、優しく可憐な雰囲気がして、納得です。
・FES(フラワーエッセンスサービスの略)
プロデューサー アメリカ人のリチャード・キャッツ&パトリシア・カミンスキーご夫婦
繊細なエネルギーだが時に激しさを持つフラワーエッセンス。
パトリシアさんが、教育者であり、女性であるせいか、家族の癒しに使えるフラワーエッセンスが色々あります。
あと、本が出版されていて、体系だっていて、学びやすいです。
定義自体は、シュタイナー的、スピリチュアル的な言葉で、最初は、分かりにくいけど。
電磁波の影響を低くするためにオーラを強化するフラワーエッセンス・ヤロー環境フォーミュラが有名です。
また本拠地のカリフォルニアのテラフローラはこの世の楽園みたいです!
このような場所で作られるのかと、行って知っているので、私はFESのフラワーエッセンスは、ただの瓶詰には思えません。
花の妖精が入っているビンなのです!
・パシフィックエッセンス
プロデューサー カナダ人サビーナ・ペティット女史が共同創設者
特徴は、東洋医学の陰陽五行や12の経絡とエッセンスを関連付けていること
アバンダンス(豊かさ)プログラムが有名
とても沢山の種類があります。
愛や豊かさを引き付けるというフラワーエッセンスには、若い女子は惹きつけられそうですね。
・PHIエッセンス
プロデューサー ドイツ人のアンドレアス・コルテ氏
花を摘まずに作ったフラワーエッセンス
エッセンス・光・色・音を使った『ホリスティック・ライト・トリートメント』や、イルカのエッセンスが有名
とても沢山の種類があります。
180センチ以上で頑丈な感じのコルテさんが「花を摘まない」とか3・11以降、毎年、福島で無償ボランティアをしていると聞くと、見た目と違い、繊細なのかな?と感じます。
(ごめんなさい!)
というか、正義感が強い方なのだと思います。
・オーストラリアンブッシュフラワーエッセンス
プロデューサー オーストラリア人のイアン・ホワイト氏
イアンさんは自然療法家(ナチュロパス)で180センチ以上の体格の持ち主。
その為なのか、オーストラリアの花がダイナミックなためか体にガツンとくるフラワーエッセンスは体感しやすいと思います。
著書が3冊日本で出版されているので、初心者にも、フラワーエッセンスを分かりやすく学べると思います。
・アラスカンエッセンス
プロデューサー アメリカ人 スティーブ・ジョンソンが創始者(2017年逝去)、現在は奥さんの動物と会話ができるアニマルコミュニケーターのジュディスが引き継ぐ
アラスカで作られたエッセンスは浄化や変容の力が強く植物・鉱物・環境の3シリーズが特徴
災害等で受けたトラウマ等をサポートしてくれるフラワーエッセンス・ファイアーウィードが有名
・ヒマラヤン・フラワーエンハンサーズ
プロデューサー オーストラリア人のタンマヤ氏
氏は昔インドのスピリチュアルコミュニティで、瞑想、精神世界の教え、心理療法を学ぶ為か、瞑想に適すフラワーエッセンスが多い。
ヒマラヤで花々に話しかけられフラワーエッセンスの作り方を教わりフラワーエッセンスを作り始める。
人生の中で不要なものを脱ぎ捨て力強く人生を歩み出させてくれるフラワーエッセンスが多いのが特徴。
人を変容へと導くキノコのエッセンス・グラガが有名
・インディゴエッセンス
アイルランド人、アン・キャラハンさんがインディゴチルドレンの為に作ったジェムエッセンス。
中には、子供たちとともに作られたエッセンスやソルフェジオ周波数の波動で作られたピンクシリーズがあります。
発達障害と言われがちな子供たちにもいいのですが、大人も使えます。
・レイエッセンス
日本人富井清文さんによる(強いて言えば)環境エッセンス。
自分は誰であるのかを知り、自分として在ること、自分を生きるのをサポートするためのエッセンス。
日本の武道や竹林、日本刀のような切れ味?スパッと働く感覚があります。
早くいつの間にか働く感じなのです。
他にも
・フィンドホーン
・アンジェリックエッセンス
等々、特徴的なフラワーエッセンスは、ありますが、自分が創始者ご本人のワークショップに参加したことがないので、省かせていただきますね。
フラワーエッセンス療法の創始者バッチ博士
(バッチセンターに飾ってあったバッチ博士の写真)
ヒーリング・ハーブス社ジュリアン・バーナード氏と英国在住メディカルハーバリスト、リエコ大島バークレー氏と。
2007年
FESのプロデューサーのパトリシアさんから講義を受けました♪
一人ずうずうしく花の写真を撮ってる私・・・
2015年12月
アラスカンエッセンスの故・創始者スティーブさんと
アラスカンエッセンスの特徴は深く静かに潜航し、でも、激しいのです。
言葉少ないけど内に情熱を秘めたスティーブさんみたい!
2018年11月 インディゴエッセンスの創始者アン・キャラハンさんと
子供たちと作り上げたインディゴエッセンスは、アンさんの優しい愛情が感じられます。
でも、基本はジェムなので、陰陽のバランスが取れて、グラウンディングもばっちり!
発達障害・自閉症スペクトラムの人にお勧め
2017年4月
ヒマラヤンフラワーエンハンサーズの創始者タンマヤ氏と
瞑想者タンマヤさんの作るエッセンスは、私の場合、(魂的な視点では良いけど)自分のエゴにとっては、あまり心地良くない事件・シンクロが起こり、殴られるように気付きを与えてくれるのです。
内観好きな方にお勧め。
2017年
PHIエッセンスの創始者コルテさんと。
2014年のフラワーエッセンス・コンファレンスのWSと会場、2017年のWSしか参加したことがないのですが、印象としては、宇宙人のようなコルテさん!
私は、PHIのサークルクロップを使うと宇宙に引っ張られる感じがしました。
2014年7月
オーストラリアンブッシュフラワーエッセンスのワークショップが長野でありました。
写真は、創始者イアン・ホワイト氏。
2008年
シドニー郊外のブッシュ(やぶ)で創始者のイアンさんから植物について説明を受けました♪